半年間がなかったことに

2015年8月19日に、日経平均が大幅に下落しました。
この日の終値は20,467円
ザラ場中に240円以上下げ、前日比330円ほどのマイナスとなりました。
これまで日経平均はボックス圏内の動きをしていましたので、ここまで下げたら反発して上昇すると思われていました。
また、200日移動平均線も20,340円あたりでしたのでやはり反発の期待が。
ちょうどこれらの抵抗線を下回ったところまで下げたのがこの日の株価でした。

 

ところが次の8月20日、予想とは逆に、日経平均20,194円で明け、終値は20,033円まで下落。
TOPIXにいたっては窓を開けて下落。
「窓を開ける」とは相場の用語で、前日終値よりも次の日の終値が間を空けて下になる事を言います。
つまり、株価チャートを見た時に、前日とその日の間がぽっかり空いたように見えるので「窓を開ける」という表現をします。
下落局面では大きい下落エネルギーを持っていることを示し、逆に上昇局面で窓を開けた場合は、上昇圧力が強いということを示します。

 

そして結果、次の8月21日から日経平均は3日連続で窓を開けて下落しました。
終値は18,000円を割り込み、17,806円まで下落しました。
これは2月の半ばくらいの株価水準です。
半年かけて上げた値をわずか5日で無かったことにしたのです。
15%近くの下落率です。


世界同時株安の様相

これは日本の出来事ですが、日本だけではありませんでした。
アメリカのダウやナスダック、インドのセンセックス、ドイツ、ブラジルのボベスパなど、全ての国の株式市場で日本と同じような下落が起きました。
世界同時株安です。
特に大きく落ち込んだのが中国の株価です。
なぜ中国が大きく落ち込んだのか。

 

それは中国の株自体が原因だったからです。
この世界同時株安は中国が引き金となってもたらされたものです。
ですからこの世界同時株安を「チャイナショック」と呼ぶ専門家もいます。
なぜ中国を皮切りに世界同時株安が起こったのか。


チャイナショックの原因はバブルの崩壊

原因はいくつかあります。
ひとつは中国の株バブルの崩壊です。
元々中国は土地バブル、住宅バブルでした。
投資のためにみんなが土地やマンションを買い、その結果それらの価格がどんどん上昇していきました。
一般市民でも投資意識の高い中国では、貯金をしているよりも積極的に投資にお金を回します。
つまり、土地やマンションを買いあさったわけです。
しかしそれもいつまでも続きません。
実態の価値よりもかけ離れて価格が上昇すれば、いつかは頭打ちになります。
そして崩壊、土地やマンションの価格は下落に転じます。
こうして中国の土地バブル、住宅バブルは一度崩壊しました。

 

しかし中国人は日本人と違って攻める性格。
投資意欲は衰えません。
土地やマンションへの行き場をなくした投資資金は、株に流れるようになります。
こうして中国の株バブルは始まりました。
しかし株のバブルも同じ。
いつか頭を打って崩壊するときがきます。
以前より株バブルの崩壊は指摘されていましたが、やはりその時がやってきます。
中国の株バブル崩壊。
中国の景気にブレーキがかかります。

 

今の世界経済は中国に依存するところが大きいです。
なんせGDP世界2位ですから。
日本の貿易相手国の2位は中国。
しかもほとんど1位のアメリカと差がない2位です。
ですから中国経済に打撃となれば、日本経済にも打撃と判断されます。
また他の国の経済にも打撃となれば、回って来てやはり日本経済にも打撃と判断されます。
こうして日本の株安、世界同時株安は起こったのです。


中国経済の減速懸念

もう一つの世界同時株安の原因があります。
それは中国の景気減速懸念です。
いや、懸念と言うよりは現実のものとなったと言った方が正しいかもしれません。
というのも、ここのところずっと中国の景気減速は市場関係者の間で懸念事項としてあげられていた事なのです。
それが予想通り明るみになったことで、不安が広がり株安につながったという物です。
中国景気の減速の証拠として受け取られたことがふたつあります。

 

ひとつは、中国政府による「人民元の切り下げ」です。
中国の通貨である元は、他の国の通貨の様に自由に取引される変動相場制ではありません。
政府がレートを決める管理相場制です。
人民元の切り下げとは、その取引レートを下げるということです。
つまり、元安にするということです。
元を安くするということは、輸出で中国企業がより儲かる事になります。
日本でも円安になると自動車産業などが儲かるようになりますよね。
それと同じ事です。
政府が、人民元を切り下げたということは、切り下げなければならなくなったからではと思われたのです。
つまり、それくらい中国の経済が悪いから、だと。

 

加えてふたつ目として、8月21日に発表された中国の景況感景気指数が市場の予想を下回ったことです。
中国経済の減速懸念が、なお裏付けられたと市場は判断したのです。
こうして株安のスパイラルは止まらなくなったのです。

 

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